トゥームレイダーファーストミッションのイメージ画像

公式ウェブサイト(日本語)より
http://wwws.warnerbros.co.jp/tombraider/

トゥームレイダーファーストミッションもリブート映画

「トゥームレイダーファーストミッション」は、2013年に、スクウェア・エニックスが発売した、「トゥームレイダー」を映画化したもの。題材は、卑弥呼で、日本人には親しみが持てる設定のストーリーとなっている。「トゥームレイダー」は、今回が初めての映画化でなく、すでに、2001年に、アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化されている。また、続編として、「トゥームレイダー2」も公開されており、今回で3作目。キャストは、全く違うもとなっており、世界感だけを踏襲した、リブート映画である。

リブート映画は、常に前作との比較が行われ、前作を上回っているかどうか、原作のファンの期待に応えているかどうかを意識されるため、映画に対する評価が厳しめになる傾向があるが、本作品も、2018年版の「トゥームレイダー」という感じで、映画としてのクオリティは高いが、ストーリーとしては、厚みがなく、また驚きも少ないため、前作を上回っていると評価するかどうかは、微妙となっている。実際、アメリカでの批評家たちからの採点は、高い評価点とはなっていない。

しかし、主演のアリシア・ヴィキャンデルの演技は、総じて、評価が高い。映画を見ると、確かに「ララ・クロフト」に見えてくる。この点では、「トゥームレイダー」の世界観がしっかりある。

「ララ・クロフト」の最初のミッションということで、弱い部分もあり、最強な彼女ではないので、爽快感がイマイチなのが、少し期待外れだった。
特に後半は、同じジャンルの映画と比較すると、ストーリーが単純すぎるのか、前作の方が良かったかも?と思ってしまった。

どちらにしても、「リブート」作品は、必ず、前作と比較して映画を見てしまうため、評価される立場からみれば、少し気の毒で、不利だなーと感じる映画だった。
トゥームレイダーPinコード

更新情報を受け取る

投稿者プロフィール

画風
画風~伝える、わかる、ひろがるをあなたへ。~
大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。

2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート