撮影で使うメディアのSDカード3種類

SSD Solid State Drive

ハンディで撮影する際に、専用のドライブやS×Sなどの高度なレコーディングメディアを使う場合は、どんなに激しい動きがあっても、記録が漏れたり、途切れることはないと思いますが、コストパフォーマンスの面や実用面では、
実際に、SSDを使った撮影を行っていることが多いと思います。

その中でも、もっとも普及し、使いやすいのは、SDカードです。

SSDもSDカードも、フラッシュメモリを利用したドライブです。ハードドライブと同じように、扱うことができる記録媒体で、ハードドライブより、読み書きのスピードが速い、消費電力が少ないという特徴があります。

しかし、現場では、記録が確実にできている。そして、その記録がもれなく、ダブりなくできている状態がもっとも考慮されます。

一般的には、ハードドライブより、耐衝撃性も高いとの利点があるといわれていますが、実際にはどうなのでしょうか?

私の経験では、コンパクトフラッシュのデータが飛んだとか、ブルーレイメディアに記録した映像に、デジタルノイズが大きく入っていて、素材として使えないなどの話は、聞いたことがありますが、移動しながらの撮影で、ずっと記録中だったとしても、SDカードで撮影したデータは、データが飛んでトラブルが起きたということは、話を聞いたことがありません。

私も、実際の経験で、最も信頼できるメディアの一つであると信じて、よくSDカードを使っています。

一方で、ソニーのメモリースティックや別メディアである、コンパクトフラッシュは、少し不安があります。

現在も、安定して記録できるメディアという認識で撮影に使っているのが、SSDの一つである、SDカードです。

SSDのウェアレベリング機能説明

しかし、SSDにも、弱点があります。それが、保持データを書き換えることで起こる、劣化です。電源が切断されても、内容を保持される媒体では、CDやDVDやフラッシュメモリなど、書き換え可能回数に上限があります。たいていの場合は、上限に到達する前に、保持データの上書き操作を行わなかったり、メディアを交換したりするので、データ書き換えの限界を体感することは、難しいのが現実です。

私も、そんな体験ありません。業務用として使う場合は、記録媒体にしても、バッテリーにしても、3年や4年をめどに、買い替えを行っています。もし、万が一の事態が起こった場合は、大変貴重な体験になる反面、仕事としては、最悪の事態に追い込まれるケースになるからです。

書き換えの上限が来るのを少しでも遅らせようと工夫されているのが、「ウェアレベリング」という技術です。媒体の寿命を少しでも伸ばすための手法です。この機能を知ったときは、本当に賢い仕組みだと、感心しました。この機能を知ってなおさら、SSDに対する信頼が上がったのも事実です。

SSDの「ウェアレベリング」は2つある

SSDでは、「ウェアレベリング」によって、寿命を延ばすことに成功しました。その延命機能として、「ダイナミック ウェアレベリング」と「スタティック ウェアレベリング」があります。ダイナミック(動的)ウェアレベリングは、データが記録される際に、記録個所を分散させようとして、書き込む場所を探して、変更していく機能です。

スタティック(静的)ウェアレベリングは、SSDが稼働していないときに、現在のデータのある場所から、書き換え回数の多い場所へ、データを移動させて、各場所の使用頻度を平均化、均等化していくという機能です。

「ダイナミック ウェアレベリング」説明図

SSDのダイナミックウェアレベリング機能説明

「スタティック ウェアレベリング」説明図

SSDのスタティックウェアレベリング機能説明

「HDD(ハードドライブ)」の記録説明図

HDDの記録方法
一方で、HDDは、書き換え回数の上限が存在しない為、物理的に破壊されない限り、記録と消去ができます。そのため、HDDでは、各場所の利用頻度を考慮することなく、データの記録は、同じ場所に書き込まれていきます。そのため、OSのファイルなどは、一度きりの書込みで、データの保存場所は、何度も書き換えされていない利用頻度の少ない場所となります。

それでも、HDDは、そのOSファイルの読み込みに失敗して、システムが稼働しなくなることがあります。これは、HDDが、物理的な接触によって、データを読み書きしていることに起因します。読み込むデータは破損していなくても、HDDの駆動する物理的な消耗や故障によって、データを呼び出せないということになってしまうのです。

HDDは、書込みの上限が無くても、物理的な駆動部分の上限があり、そこが、故障の原因となってきます。

現在、撮影において、HDDを使うことはありません。プロ用の記録媒体は、色々提供されてきましたが、
撮影の記録媒体では、SDカードで十分できる!というのが、現在の感想です。

フラッシュメモリの主な参入メーカーは、サムスン電子、東芝-サンディスク、IM Flash、SKハイニックス、スパンションなどです。

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投稿者プロフィール

画風
画風~伝える、わかる、ひろがるをあなたへ。~
大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。

2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート