2011年のフランス映画、「最強のふたり」(さいきょうのふたり、原題: Intouchables)を見ました。
主役は、介護が必要な大富豪と、その彼を世話する若者の話なのですが、ブルーレイを再生すると、障害を持った人も映画が楽しめるように、音声ガイダンスとともに映画が始まります。

DVDやブルーレイは、映画本編以外にも、いろいろなコンテンツを収録できますが、音声ガイダンスが流れるブルーレイに初めて出会いました。とても驚いたのと同時に、感動しました。

複数の言語や字幕が収録されているのは、もはや当たり前のようですが、あらゆる人に映画を楽しんでもらうために、音声ガイダンスが用意されているのは、DVDやブルーレイでは、画期的ではないでしょうか?自分は、ブルーレイ再生しか見ていないのですが、DVDでも言語を複数いれることは、難しいことではないため、音声ガイダンスが収録されているのではと予想します。

私も現在は、元気に生活できていますが、いつ事故や病気になるか?そんなの誰にも解らないし、突然やってくるものだと思います。そんな時、今まで楽しんできたものを、これまで以上に楽しみたいと思うのは、当たり前。

そんなことを考えると、障害を持った人も十分に映画を楽しんでほしいという、この音声ガイダンスは、大変すばらしいものだと、大変感動しました。

もちろん、映画の内容も予想をはるかに超える感動を与えてくれます。

ふたりの、人とのふれあいや付き合い方に、共感してしまいます。
心を穏やかにしたい休日に、お勧めの映像です。

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投稿者プロフィール

画風
画風~伝える、わかる、ひろがるをあなたへ。~
大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。

2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート