変動費率と損益分岐点

変動費率と損益分岐点

損益分岐点を知るために必要な要素が次の3つ。
1、変動費
2、固定費
3、変動費率

「変動費」とは、売上高に比例して発生する費用で、仕入れなどが、「変動費」です。
売上が上がれば上がるほど、仕入れも増えていくからです。

「固定費」とは、売上高に関係なく発生する費用です。人件費などが、「固定費」です。
地代家賃も「固定費」です。

「変動費率」とは、売上に対し、どのような比率で、変動費が変化しているかが、分かります。
計算式は、次のとおり。
計算式:
変動費率(%)=「変動費」÷「売上高」×100

では、ある会社の会計情報を使って、損益分岐点を見ていきましょう。

売上高:1億4200万円
売上原価:35万円
粗利益率:35万÷1億4200万円×100%=99%
役員報酬:2460万円
その他人件費:480万円
給料手当:2800万
賞与:350万円
福利厚生費:38万円
人件費総額:6128万円
地代家賃(月額):125万
月平均売上:1170万円

「損益分岐点」は、次の計算式で求めることができます。
計算式:
「損益分岐点」=「固定費」÷(1-「変動費率」)

上記の会計数字を見ると、粗利益が99%となっていますから、ここでは、「変動費率」を1%とします。
そうすると、
地代家賃(月額):125万
人件費(月額):510万円
変動費:1%
となります。これら数字を使って「損益分岐点」を計算すると、
635万÷(1-1%)=641万円
となります。

計算してみれば、当たり前の結果という感じもしますが、「変動費率」が1%の場合は、
売上に比例する変動費も、ごくわずかなため、固定費と損益分岐点にも、大きな金額の差が生まれません。
地代家賃が発生する店舗を持たない、また、人件費が発生する社員を持たない、この2つの選択ができる、
ウェブサイトで業を行うビジネスは、損益分岐点と固定費に大きな差が開きにくく、利益を生み出しやすい業だと言えます。

仕入れが少なく、粗利益率が高い業では、利益を生みやすく、会社経営においても、リスクが少なくなります。

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投稿者プロフィール

画風
画風~伝える、わかる、ひろがるをあなたへ。~
大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。

2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート

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