演劇と舞台と友人と

仮現空間コントレイルvol.2あなろぐポスターイメージ

舞台の作・演出の構成の魅力

舞台には、必ず、作・演出がいらっしゃいますが、今回の舞台では、15名の登場人物が、設定されていました。それぞれの場面に従って、次々に登場人物が入れ替わりながら物語が進むのですが、舞台の演出は、映像製作の演出よりはるかに難しいのではと、感心しっぱなしでした。本当にすごい。今更ながらですが、その手作り感が直接伝わってくるから、その熱意ある演技に、ついつい拍手して応援しそうになる。そんな夢中にさせる空間になります。

演出とは、セリフを中心とした台本にとどまらず、照明の演出、音響の演出、振り付けの演出など、物語を盛り上げるためには、様々な演出がありますが、今回の照明や音響もギミックが多く、とても楽しく鑑賞できました。一方で、こんな照明のタイミングで、こんな音響の使い方をするのだなーと勉強にもなります。

また、絶対に間違ってはいけないタイミングで、1か所だけミスがあったのですが、それこそが舞台の臨場感をより実感するきっかけとなり、裏方が、「あちゃ~」と反省しているのではと思うと、ますます舞台の共同作業や連携の凄さに感心し、楽しくなります。映像製作は、撮影が一度きりだったとしても、編集によって、音をずらすことも画をずらすこともできます。編集機では、1フレーム単位でしかずらせませんが、MAでの音の作業は、もっと細かく編集ができます。しかし、舞台は、そうはいきません。すべてぶっつけ本番なのです。

その本番、そのリアルさが、舞台の作・演出家にとって、最大の魅力であり、腕の見せどころとなります。

役者さんは、多分10代の方から、40代、50代の方まで、幅広い層が演技をされていたと思います。どなたも、それぞれしっかりキャラクターが染みついていて、物語にきちんと絡んでいて、無駄な配役もありませんでした。

舞台は2時間だったのですが、自分にとっては、とても短く時間を感じました。あっという間に、劇が終わった印象です。

会場は、「ぽんプラザホール」。福岡では随分と昔からある建物ですが、自分は、初めて鑑賞した場所でした。

舞台、役者さんの仕草や表情やその発声とそのトーン、映像製作のヒントがてんこ盛りで、大変リフレッシュした一日となりました。

制作は「仮現空間コントレイル」。
テーマも旬なものを扱っていました。

皆さんも機会があればぜひ。

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投稿者プロフィール

画風
画風~伝える、わかる、ひろがるをあなたへ。~
大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。

2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート